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本年9月16日付けで京都健康科学研究所の代表理事になりました。2005年3月京都大学を退職後、同年5月に烏丸御池にクリニックを開設して、約10年が経過しました。時の経つのは早いものです。その間、ストレスに関連した心と身体の病の診断、治療に関わってきました。具体的には、過敏性腸症候群、摂食障害、男性および女性の更年期障害、適応障害、不安障害などです。また、糖尿病、高血圧、脂質異常症、甲状腺疾患などの内分泌・代謝疾患の診療にも携わってきました。そこで、気付いたことの一つに大学病院を受診する患者の多くは病気になってからの期間が長く、多くの病気を抱えています。一方、クリニックを受診する患者は病気になってからの期間が短い方が多くおられます。 最近、病気の治療にガイドラインが使用されています。これらのガイドラインは、大学病院や大きな病院の医師が中心となって作成されています。クリニックを受診する患者の治療に沿ったガイドラインも必要とするのではと思っています。 京都健康科学研究所の目的は、クリニックを受診する患者を対象とした疫学調査や治療法の開発にあります。クリニック開設当初は、診療に専念していましたが、最近診療の合間に臨床研究を行えるようになりました。その成果を海外雑誌に発表してきました。今後は、京都健康科学研究所から、臨床研究を発展させていきたいと思っています。
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2014年11月26日(水)
No.72
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