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   烏丸御池中井クリニック 院長の健康日記
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中断と継続
しばらく中断していた院長の日記を再開することになった。昨年暮れ、複数の人から院長の日記を楽しみにしているのにどうなっているのかと言われたのがきっかけである。私は学生時代から物事を継続することが苦手である。年始から日記をつけると大抵3月頃で中断する。旺文社の「赤尾の豆単」という英単語記憶本も“A”から初めて“H”あたりで中断する。一方、私の周りには学生時代に始めた能楽を50年来続けている人がいる。
ある物事を始めて、中断するか継続するか決める一番大きな要因は、よく知られているように、その人の性格である。遺伝的素因として有している性格特性によるのか、生後育っていく中で培われるのかは興味あるところである。いずれにしろ、今更どうすることもできない。
とはいえ、同じ人でも続くものと続かないものがある。それを決める要因の一つに「動機付け」が挙げられる。例えば、院長の日記。2005年3月に大学を退職し、5月にクリニックを開院したが受診する患者数が一日数人以下であった。その時、院長の日記を書くことをアドバイスしてくれる人がいた。そこで、通勤途上の様子など日々雑感を綴ることにした。数ヵ月たち、受診者数が増えるにつれ、日記も途絶えがちになった。動機から考えて当然と言える。
しかし、その後日記は中断しながらも細々と続いている。今回同様、周りから「その後どうなっていますか?」と尋ねられるのをきっかけに再開してきた。このように継続には周囲の支持も大切な要因の一つである。
私の専門としている肥満症や摂食障害の治療で、いかに治療中断を防ぐかは重要な課題の一つである。肥満症や摂食障害の人はその多くが治療のみでなく、何をしても長続きしない性格を有している。さらに動機付けが、大抵は根本治療でなく目先の目標(友人の結婚式に参加する服が着られるようになど)にあるため、それが過ぎると治療中断となる。それでも周囲から「やせたね」とほめられると、多くの場合その間は治療が継続する。今回改めて、周囲の関心も継続には大切であることがわかった。
2013年1月16日(水) No.69

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